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2016年11月27日日曜日

非水創作圖案集

ずっと気になっていたのですが、本棚の棚板が本の重みで割れてしまいました。
プチ断捨離がてら、これから先もう読まない古い本の処分を一大決意。
黄ばんだ文庫本を中心に本棚整理をしました。

久しぶりに本をひとつひとつ見ていると、
奥の方から古い大判本が出てきました。

赤紫の布張り箱を手に取ると、布がボロボロ崩れて、生地の繊維の下の厚紙が風化。
大げさじゃなくて、「散る」って感じです。

箱はどうも救いようなくて、泣く泣く処分。
中身は箱に守られて、シミ・黄変はあるものの 無事でした。



「非水創作圖案集」
杉浦非水 著
文雅堂蔵版 




 箱に貼られていた絵・扉絵等を入れて、全部で50枚
 少し画像を出しますね

















 

大正15年1月18日発行
定価拾八円(18円)

高価な本・貴重本など本棚あるとは思えなかったのですが、
40年ぐらい前にいただいた記憶が・・・あいまい・・・

保存状態が悪かったのが、残念。
私、性格雑だからなぁ~

杉浦非水 ウィキペディアより 


2 件のコメント:

クロダイヤ さんのコメント...

素晴しい本の発掘ですね・・・・(笑)
小生には「猫に小判」ですが~仕事とか趣味の方には宝物では!?
勿論、現在の貨幣価値は違いますが・・・18円とは!!

宮腰 一恵 さんのコメント...

クロダイヤさん
箱と書きましたが、箱型の表紙で、保存状態がよければかなり希少本だと思います。
本当になさけないっ。
高価な本とは縁がないのでまさか自分の家にそんな物が眠っていたなんて

価値はなくなってしまったかもしれないけれど、中身だけでも大事にしなくっちゃ

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