カウンター

2016年2月25日木曜日

七宝柄の染帯

昨日のうさぎ柄染帯は、生地が塩瀬でした。
絹のシャキッとした光沢あある生地ですが、
今日アップする染帯は、信州紬。素朴な風合いです。

この染帯、出来上がったのが去年の5月。
ブログに載せるのが遅くなりました。


 太鼓柄

素朴な風合い、写真に写ってませんね。
地色はもう少し深みのある明るめ芥子色。
七宝部分が微妙にグラデーションになっていて、中に花をデザインした丸紋
 少し縦長の柄配置で、ちょっとたれ先から太鼓柄中心までの長さを余裕もたせて仕立てたら、
締め方で柄の出方を変えることができます。


 柄の真ん中を出して

 下側を出して

 
 上側を出して




 前柄はこんな感じで、


2通りの締め方ができます
中央に帯締めのせたら 半円の出方がおもしろいでしょう 



昨日のうさぎ柄と比較して、ずいぶんオーソドックスでおとなしめです。

この帯は、紬着物に合う帯をイメージして作ったもので、
自分の手持ち着物を想像しながらの作業だったので、地味になってしまいました。

あらためて、合わせる着物によって帯の雰囲気変わりますね。
着る人の顔立ち・雰囲気、それぞれ違っていておもしろい。
これがいいって正解はないのかもしれない。



七宝柄

0 件のコメント:

コメントを投稿