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2014年10月31日金曜日

はぎれでブツクカバー

中途半端にぽっかり空いた半日
はぎれでブックカバーを作りました。


 写真は3枚だけれど、作ったのは4枚



 以前おみやげにもらったブックカバー

私は本が大好きで、この文庫本ブックカバー をもらってからずっと愛用しています。
それまでは書店でつけてもらう紙カバーを使っていたのですが、布のカバーは手にやさしい。
ずいぶん馴染んで(くたびれて?)すごく使いやすい。



 この2枚は、振袖の生地のあまり布

ちょっと生地幅が足りなくて、返し部分に別布を付け足して、
下は裏地部分


この2枚は 以前作ったものの縫い直し

左は試験に染めた布
右はろうけつ染めの講習会で染めた試験ぎれ カトレア柄



文庫本のカバーですが、
表裏それぞれ38㎝生地が20㎝あれば1枚できます。

以前それらしく自分でも作ってみましたが、
ちょっと寸法きちきちに縫ってしまってそのままにしていました。
それを解いて、裏に接着芯をつけて、ある程度張りも出して、縫い直し

サテンの細いリボンでしおりをつけて、前に作ったものよりちょっとだけ完成度アップ

ブックカバー用に柄をデザインして配置すればもっとよくなるけれど、試験布なのでこんなもんでしょう。

絹のブックカバーなんて贅沢だけれど、しっとり柔らかくて ちょっとだけ優雅な気分。

2014年10月29日水曜日

伊達襟

先日、半襟を染めたついでに、手持ちの端切れを無地で染めて、伊達襟を作ってみました。


 少し赤みがかった紫と紫がかったピンク
裏地は古布の胴裏地  正絹


 色はだいたいこんな感じ
少し派手め
 金糸が織り込まれたクローバー柄の生地



 手持ちの着物に重ねてみると・・







 ちょっと出し過ぎているけれど・・
色を重ねることで襟元が 明るく華やかに・・(派手かな?)





以前ボディにそれらしく着せた時の写真(伊達襟なし)
半襟も違うので比較にならないかもしれない、


色を抑えた地味めの着物も色を重ねると年齢がぐんと広がる
・・・かな?・・・やっぱり地味かな?・・・


いいのやら よくないのやら 
実際に着てみなければわかりません
 

2014年10月19日日曜日

いただきもの  とれとれの野菜


 とれたての野菜をいただきました。



作り物みたいに ピッカピカ


 そして、

 綺麗な紫色のあけび



ちょっと向きを変えて玄関に飾って・・

もう少し楽しんでから
いただきまぁーす
 

今日はいろいろな物が集まるうれしい日で、 

相変わらずお天気がいいと釣り三昧の相方の、
久しぶりの釣果

クーラーに入りきらない大きなヒラメ
約70㎝




 
 ヒラメの顔って結構獰猛なんですねぇ



半襟の下図・糸目糊

半襟の依頼で、作業にかかっています。

 紙に描いた下図

久しぶりの半襟制作。

以前作った下図をそのまま使用すればいいのですが、
ここの部分に柄があった方がいいな・・とか、
この形の方がよかったんじゃないかな・・とか、
結局作るたびに下図を微調整して描きなおしています。

本人はだんだんいい形になっていくと思っていますが、
前に作った方が良かったりして?


違いは他の人が見ればきっとわからないのでしょうが、
いろいろとこだわってしまいます。

ついつい柄の量も増えていって
生地の質もよりしっかり厚みのあるものに


そして、
この紙の下図を青花で写して、糸目糊の作業



 糸目糊
(下図の右端の写真撮り忘れ・・)

依頼は2枚だったのですが、ついでにいろいろ・・
地色を変えたり、柄をちょっと変えたり、
出来上がりで気に入ったものを選んでいただければいいかな。

明日から彩色の作業です。

2014年10月13日月曜日

イラスト集 2冊

最近買ったイラスト集を2冊

 「松本大洋+ニコラ・ド・クレシー」
日本とフランスを結ぶ二人のマンガ家によるイラスト集
2014年10月 初版
玄光社MOOK 刊

松本大洋さんのイラスト集
ニコラ・ド・クレシーさんのイラスト集
二人のリレー漫画
江の島でのオリジナル対談 写真 スケッチ  など

盛りだくさんで見応えたっぷりでした。
この二人の絵、好きだなぁ

 


イラストレーション別冊
「スカイエマ」
2014年10月  初版
玄光社 刊

スカイエマさんのイラストを初めて見たのはいつだっただろう。
娘が「イラストの投稿サイトでうまい人がいるよ 」って教えてくれたのがきっかけで、
もう10年近く前かしら? そんなにはたっていないかもしれないけれど、5年以上前ですね・・。
独特の動きと視点・色使いが新鮮で、最近の子は本当にうまいなぁって感心していました。

少しして本の装丁で本屋さんで見かけるようになりました。

漫画のようなイラストレーションがライトノベルからどんどん使われるようになり、
文芸書まで広がって、イラストの方が主流になりつつあるような気もします。
(時々、すごく凝った重厚な装丁がなつかしくなる。)
 

イラストの中で、スカイエマさんの絵はいつも目に飛び込んできて、いろいろな所で見かけます。

このイラスト集を見ていて、「この絵もエマさんか、あの絵もそうだったの?」と改めてその多彩さに驚きました。
(その多彩さにすごいなぁって思う反面で、昔は全部目に留まっていたものが、最近のイラストでは名前を見て気が付くことが多くなっていたり。)

昔をなつかしむつもりはないのですが、
どんどん変化していくのは当たり前で必要なことですが、
粗削りでその時にした表現できない力強さって、とても貴重な時間に思えます。


高野文子さんの新刊 「ドミトリー ともきんす」

ノーベル賞物理学賞 日本人3人の受賞が報じられました。

まるでそれに合わせたかのような(少し前の発刊ですが・・)高野文子さんの新刊でした。


 「ドミトリー ともきんす」
高野文子 著
中央公論新社 刊
2014.9.25  初版

不思議な学生寮「ともきんす」を舞台に
寮母のとも子さんと子供のきん子ちゃんの案内で、
4人の科学者の著作を紹介していきます。

4人の学生さんは
朝永振一郎 ノーベル賞受賞 物理学者
牧野富太郎 日本植物学の父 
中谷宇吉郎 雪と氷の研究者
湯川秀樹  ノーベル賞受賞 中間子論

正直言って、理系女子とは程遠い私には、これらの書物を紹介されても手に取る勇気がない。
たぶんまったく読み進めなくて挫折してしまうでしょう
(牧野富太郎さんの「植物記」ちくま学芸文庫は前々から欲しいとは思っていましたが・・)

それでも、まるで若い漫画家の下宿だった「ときわ荘」のような舞台設定で、
簡潔な線で描かれた若い学者さんたちの紹介が新鮮でした。

高野文子さんの画風はどんどん変わっていくなぁ。
個人的には昔の絵と表現が好きだけれど、
どんどん無駄がなくなって、静かになっていく気がします。


 前にも紹介したと思いますが、昔の作品


 高野文子作品集「絶対安全剃刀」
1982年初版
白泉社  


 「おともだち」
1983年初版
綺譚社

その他
「ラッキー嬢ちゃんのあたらしい仕事」
「るきさん」
「棒がいっぽん」
「黄色い本」 など
 
全部持っていますが、やっぱり一番初期の絵の印象が強くて、この2冊の表紙を出してしまいます。

2014年10月7日火曜日

振袖 成人式の前撮り写真

先日、友人のお嬢さんの成人式前撮りに 私の振袖を着ていただきました。
今日はその写真を見せてもらい、ずっとテンション上がりっぱなしです。

過去ブログ 振袖記事


 写真館の写真

 姉妹で
右がお姉さん(来年成人式)
左が妹 さん




 立ち姿(傘を持って)

 座り姿



 髪飾り(白椿2輪)

着付け後のスナップ写真




 帯結び 綺麗なぁ


つまみ細工の帯飾り 可愛い


顔を隠すのに、下手な写真編集でごめんなさい。
二人ともすごく美人さんなんですよ。
プロの写真は綺麗ですが、
姉妹で楽しそうな 自然体スナップが本当にいい顔していました。
表情を見せられないのが残念・・・

二人の母親になった気分で、 幸せ。

2014年10月5日日曜日

いただきもの 

10月に入って・・(いつの間に)・・涼しくなりました。
あっという間に時間が過ぎて、ブログ更新が追いつかない。

昨日、おいしい頂き物がありました。


 松任 圓八 の「どらやき」

  松任 圓八(まっとうえんぱち) http://www.enpachi.com/




 ピンクの包み紙に 赤いヒモ



 シール拡大

包装紙もお洒落ですが、このシールデザインがほのぼのするなぁ


 そういえば、 松任 圓八さんの「あんころもち」を以前いただいたことがあります。
甘味を抑えた あんこの味がしっかり素朴でした。

そしていただいた「どらやき」
チーズクリーム・抹茶餡に生クリーム・生クリームに餡 の3種類
どらやきの皮がやわらかくて、クリームと餡の組み合わせがおいしい。
私は、チーズクリームが新鮮だったなぁ。

ありがとうございました。