それでも、朝晩が少しだけ涼しくなったり、虫の声が聞こえたり、秋の気配を感じます。
今日は9月の柄をまとめます。
9月の柄・モチーフ
粟・雀・兎・月・雁・菊・十五夜
竜胆・蔦・秋海棠・秋桜
(「おでかけ着物歳時記」秋月洋子著より)
粟(あわ)
雀(すずめ)
左・・・雀文(すずめもん)
右・・・ふくら雀文
「竹に雀」「稲穂に雀」(秋)
小雀(春) 寒雀(かんすずめ 冬)
ふくらすずめ (脹雀 福良雀)
まるまるとした雀の子や、寒さをふせぐため全身の羽毛をふくらませた雀を文様化したもの。
振袖などの帯結びにもある。
兎(うさぎ)
兎文(うさぎもん)
唐草兎文 月兎文(げっともん)
「杵兎」(きねうさぎ 秋)
「雪兎」(ゆきうさぎ 冬)
「波に兎」
「花兎」
月
月象文(げっしょうもん)
雁(かり)
左・・・雁文(かりもん)
右・・・雁木文(がんきもん)
雁行文様・・・雁が斜めに連なって飛ぶ形
雁金紋
「月に雁」
「葦に雁」
雁木文(がんぎもん)
雁が列をなして空を飛ぶときのような、ギザギザの形を雁木という。
文様では、正方形を2つ、角をずらして重ね、8個の角を持つ形にしたものをさす。
単独で用いることはほとんどなく、他の文様を囲むものとして使う。
菊 十五夜
竜胆(りんどう)
蔦(つた)
「蔦紅葉(つたもみじ)」「地錦(じにしき)」・・・美しく紅葉することから
少し退色した葉は9月下旬~10月
枯れ蔦は12月
青蔦は5~6月
秋海棠(しゅうかいどう)
秋桜(こすもす)
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