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2011年11月20日日曜日

妣田圭子創作集  貼り絵

着物ブログなのに最近は本の話ばかりになっています。
今日は、友禅の下図を考える時、アイデアが浮かばなくて迷う時によく見る本です。

何の柄にしようか。どんな構図でどんなデザインでと、下図を考える時が一番苦しいです。
次から次へとイメージが浮かぶ才能があるわけでもなく、お洒落にもうといので、毎回一生懸命搾り出しています。
だめだなぁと嫌になった時、ぱらぱらめくって参考にする1冊に「草絵 妣田圭子創作集」があります。





「草絵 妣田圭子創作集」
第1巻 富士・風景・花鳥・草木編
第2巻 わらべ・書編
第3巻 人物・文楽・動物・宗教画・物語絵・草絵文字・抽象画編

平成1年初版
京都書院 発行
上の写真は第1巻です。
和紙の切り絵で、大胆な構図と生き生きした動きがすごくて、何度見てもあきることがありません。
宮脇綾子さんのアップリケもそうですが、どうも貼り絵に魅かれているのかもしれません。(そのつもりはないのですが・・・)

切り絵でもう1冊





「智恵子紙絵」
昭和54年初版
筑摩書房 発行
詩人高村光太郎の妻 高村智恵子の紙絵(切り絵)作品集です。
どれも古い本なのですが、力強いですね。
好きな物はみんな似ています。



 最後に、「ざくろ」の紙絵があったので、庭の残りのざくろ写真

左   上・・・数年前のざくろのドライフラワーに今年のほおずき  
     下・・・今日取ったざくろ 
右   玄関に飾った(?雑多に置かれた招き猫 足 などなど)

庭のざくろは、手入れしていないので、まずくて食べられません。鳥がつついていたり、ドライフラワーにしたり・・・・。

ざくろの花  6~7月頃に咲きます。
「石榴」(漢字で書くとこんな字です)


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